窓まわり
網戸ゴムの太さ・サイズの測り方|溝幅・必要な長さを確認
網戸ゴムの太さは、古いゴムの断面だけでなく、サッシ溝の幅・形状と新しい網の厚みを確認します。枠の四辺から必要な長さを出す、張り替え前の採寸手順です。
このページで決められること
網戸を張り替える前に、押さえゴムを購入してよいか、古いゴムや枠の写真を持って販売店へ確認すべきかを判断できます。メーカーやサッシごとの適合を保証するものではないため、購入前の確認材料として使ってください。
先に結論: 網戸ゴムの太さはどこを測る?
網戸ゴムは、古いゴムの太さ(丸い断面の直径)や溝の幅だけで決めず、サッシ溝(網戸枠にある、ゴムを押し込む溝)の形状・状態、網の厚み、網戸枠の周囲長を合わせて確認します。古いゴムは劣化でつぶれたり伸びたりしているため、1か所だけの実測で判断しない方が安全です。
迷う場合は、古い押さえゴムの一部、溝と枠全体の写真、四辺の長さをメモに残します。賃貸では交換可否と退去時の扱いも先に見ます。
太さ、溝幅、必要な長さは同じ数字ではありません。太さは古いゴムの断面、溝は枠側の状態、長さは枠の四辺をそれぞれ確認します。
購入前に残す4項目
- 古いゴム: 変形が少ない複数箇所を測り、太さの数字をメモします。
- サッシ溝: 溝の幅だけでなく、形状・汚れ・傷みを確認し、アップ写真を残します。
- 網: 新しく張る網の種類や厚みが変わるかをメモします。
- 長さ: 枠の四辺を合計し、販売単位の長さと照らし合わせます。
この4項目だけで適合を保証するものではありません。古いゴムの一部と写真も合わせて、商品ページや販売店の案内と照合します。
図で確認するポイント
押さえゴムは、古いゴムの太さだけで決めず、サッシ溝と網戸枠の周囲長も確認します。古いゴムは劣化でつぶれている場合があります。
この図で見る場所
- 古いゴムの太さは、つぶれが少ない場所を複数箇所で見る。
- 必要長さは網戸枠の四辺合計を基準にし、販売長さも確認する。

図の色・線の意味
- ピンクの点線(網戸枠の四辺をたどる経路):押さえゴムの必要長さを測るために、網戸枠の四辺を順にたどる経路。
- オレンジの線(古い押さえゴム):古いゴムの太さを見る場所。つぶれが少ない箇所を複数確認する。
- 緑の線(サッシ溝とゴムが収まる位置):ゴムを押し込む溝と、ゴムが収まる位置を確認する場所。
- 青の線(網とゴム周辺を確認する場所):網と押さえゴムの周辺を見て、古いゴムや溝の位置を確認する場所。
測る場所
- 古い押さえゴムの太さ(丸い断面の直径)を確認します。
- サッシ側の溝は、幅だけでなく形状・汚れ・傷みを確認します。汚れている場合は、掃除してから見ます。
- 網戸枠の四辺を測り、押さえゴムが入る周囲の長さを確認します。
- 網の種類や厚みが変わる場合は、同じゴムで入るか確認が必要です。
測り方
賃貸では、古い押さえゴムを一部外す前に、張り替えや部品交換をしてよい範囲と、管理会社への連絡が必要かを確認します。
- 古い押さえゴムを一部外し、つぶれや変形が少ない場所を見ます。
- ノギス(太さを測る工具)があればゴムを強くつぶさず、ゴムを端から見た断面の幅を、長手方向に対して直角に当てて測ります。変形の少ない複数箇所を測ります。なければ販売店の見本やパッケージ表示と照合します。
- 網戸枠の上・下・左・右を測り、四辺の合計を出します。
- 溝の汚れや古い網の残りを取り除き、ゴムが入る溝の状態を確認します。
- 商品ごとの太さ、販売長さ、適合条件を確認します。
よくある失敗
- 古いゴムが伸びたりつぶれたりしているのに、その1か所だけで太さを決める。
- 網の厚みを変えたことで、同じゴムが入りにくくなる可能性を見落とす。
- 必要長さを四辺ぴったりで見積もり、端の処理や失敗分の余裕がない。
- 賃貸住宅で、交換可否や退去時の扱いを確認していない。
張り替え前チェックリスト
- 古いゴムの太さを複数箇所で確認した。
- サッシの溝は、幅だけでなく形状と状態を確認した。
- 網戸枠の四辺を測り、必要長さの目安を出した。
- 網の種類を変える場合、ゴムとの相性を確認した。
- 賃貸の場合、管理会社に交換可否を確認した。
- 販売店へ持参する古いゴムの一部、枠の写真、測定メモを用意した。
具体例
寸法の置き換え例として、古い押さえゴムを外した一部が4.5mm前後に見えても、劣化して細くなっている場合や、つぶれて太く見える場合があります。4.5mmを適合サイズの基準にせず、ゴムの太さだけでなく、サッシ溝の状態と新しく張る網の厚みを合わせて見ます。
網戸枠の上・下・左・右を測って合計が約6mだった場合でも、端の処理や失敗分を考えて販売単位に余裕があるか見ます。必要長さをぴったりで買うと、やり直し時に足りなくなることがあります。
賃貸住宅で網戸を張り替える場合は、交換してよい範囲、退去時の扱い、管理会社へ伝える内容を作業前に整理します。
販売店へ持っていくとよい情報
押さえゴムは太さが近く見えても、サッシ溝や網の厚みで合わないことがあります。店頭で相談する場合は、次の情報を用意してください。
- 古い押さえゴムの一部
- ゴムの太さを測ったメモ
- 網戸枠全体の写真
- ゴムが入っていた溝のアップ写真
- 網戸枠の四辺の長さ
- 張り替える網の種類
- 賃貸の場合は管理会社へ確認した内容
次に確認すること
購入前には、販売店の売り場担当者、商品パッケージ、メーカー情報、管理会社へ写真と寸法を見せて相談します。古い押さえゴムや網戸枠の写真に加えて、四辺の合計長さと溝の状態を伝えると、太さや適合の確認がしやすくなります。
賃貸で網戸枠の交換、部品の破損、退去時の扱いが気になる場合は、作業前に賃貸DIY前の許可・原状回復チェックリストも見ておくと、管理会社へ伝える内容を整理できます。自分で張り替えるか迷う場合は、古いゴム、溝、網の種類が分かる写真を残してから販売店や管理会社へ相談します。
はじめての方向け 用語ミニ解説
このガイドで判断を間違えやすい言葉だけを短く整理しています。
- 押さえゴム
- 網をサッシ枠の溝に固定するための細長いゴムです。太さが合わないと、網が外れたり入りにくくなります。
- サッシ溝
- 網戸枠にある、押さえゴムを入れる溝です。汚れや古い網が残っていると太さを判断しにくくなります。
- 周囲長
- 網戸枠の上・下・左・右を合計した長さです。押さえゴムの必要長さを見積もる基準になります。
- ノギス
- 細かい太さや幅を測る道具です。なければ古いゴムの一部や写真を販売店に見せる方法もあります。
よくある質問
古いゴムと同じ太さを買えばよいですか?
目安にはなりますが、古いゴムは劣化で変形している可能性があります。溝の幅だけでなく、溝の形状・状態、網の厚み、古いゴムや枠の写真も合わせて見ます。
網戸ゴムの太さは溝幅と同じですか?
同じ数字とは限りません。ゴムは断面の形やつぶれ方があり、溝も幅だけでなく形状・状態が関係します。古いゴムの太さ、溝の写真、新しく張る網の種類をまとめて販売店やメーカー情報と照合します。
ノギスがないときはどう測りますか?
無理に1か所だけの数字で決めず、変形の少ない古いゴムの一部、溝のアップ写真、網戸枠全体の写真を残して販売店で相談します。商品パッケージやメーカー案内の確認も必要です。
必要な長さはどう考えればよいですか?
網戸枠の周囲を測り、四辺の合計より少し余裕を持って用意します。商品ごとの販売長さも見ます。
賃貸の網戸を自分で張り替えてもよいですか?
管理規約や契約条件によります。破損や原状回復に関わる場合があるため、作業前に管理会社へ相談します。
根拠と最終確認
このページは、下記の公式・メーカー等の公開情報を参照して、採寸・確認の手順を整理しています。
ページ内の数値例や判断表は、採寸・比較の考え方を示すために本サイトで整理したものです。出典ページの個別商品・製品の数値や条件を、すべての住宅や商品に当てはめるものではありません。候補品の仕様は、各出典や商品ページで確認してください。
- LIXILストア『網戸の張替え 注文前の注意事項』
交換する網戸から網押さえゴムを一部取り出して太さを測り、枠の幅・高さから長さを確認する手順を照合。LIXILの品番・寸法を本文の一般基準には用いない。
確認日: 2026年7月14日
最終確認: このガイドは一般的な確認手順です。押さえゴムの適合はサッシや網の種類で変わるため、販売店、メーカー、管理会社に確認してください。
最終更新日: 2026年8月8日